ディズニー、フォックスの映画事業などを買収、買収額は7.4兆円で合意と公式発表、アバター、X-Menがディズニーへ








ディズニー、フォックスの映画事業などを買収、買収額は7.4兆円で合意




米ウォルト・ディズニーが21世紀フォックスの映画事業などを買収する事を正式に発表した。買収額は524億ドル、負債込みで661億ドル(7兆4000億円)。取引は2018年6月30日までに完了する予定と記載されている。関係者情報によるとフォックスはディズニーへの資産売却後も撮影所などを保持するそうだ。

ディズニーは映画スタジオの20世紀フォックスやテレビ番組制作部門、Hulu株などを手にする事になり、「アバター」シリーズ、「X-Men」関連、「エイリアン」シリーズ、Foxが所有する「スター・ウォーズ」シリーズのIPがディズニーの物になる。

ディズニーは独自のネット動画配信サービスを2019年に開始予定。ネットフリックスやアマゾンといったライバル社との競争に対抗するためのコンテンツが買収によって強化される。




アメコミ・ファンの間では権利の問題で疑問視されていた「ファンタスティック・フォー」の名前も発表の中にある。フォックスで展開されているマーベル作品についてはまだわからないが、「X-Men」関連と「ファンタスティック・フォー」は今後マーベル・スタジオが展開している映画シリーズMCUに合流する事が期待されている。

フォックスが持っていたマーベル作品の今後は大きなイベントで発表されるのかもしれない。







撮影が終了している2018年公開の「ニュー・ミュータント」「デッドプール2」「X-Men: ダーク・フェニックス」は公開されると思う。今後予定されている「ガンビット」や「デッドプール3」「X-フォース」、上手くいったとして「ニュー・ミュータント」続編、「X-Men: ダーク・フェニックス」続編はどうなるのか気になる所だ。


(マッターホルン・ボブスレーを吹き飛ばすに失敗したデッドプール。連行される画像をライアン・レイノルズが投稿)

僕は映画とは別にDlifeへ「シンプソンズ」が来ることを願っている。





Source: Official Twitter, Nikkei, Bloomberg, BBC