マーベル・スタジオ社長、MCU映画をフェイス4以降「20本予定している」と語る&女性キャラクター集結映画の誕生という興味をかきたてる写真







マーベル・スタジオ社長、MCU映画をフェイス4以降「20本予定している」



マーベル・スタジオの映画シリーズMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。現在フェイズ3が展開されており、2019年公開、シリーズ22作品目となる「アベンジャーズ4(タイトル未定位)」でフェイズ3は終了し、2019年の「スパイダーマン:ホームカミング」続編よりフェイズ4がスタートする。

ウォルト・ディズニー・カンパニーの会長兼CEOであるロバート・A・アイガー氏(愛称ボブ・アイガー)とマーベル・スタジオの社長であり、映画シリーズMCUをプロデュ―スするケヴィン・ファイギがVanity Fairに対し、フェーズ4以降20作品を予定していると話した。IGNなどが伝えている。

アイガーは7000人以上のキャラクターの権利を有しているとし、「我々は地理的にも時代的にも、これまで訪れた世界とは全く別のものを検討しています」と自由に登場させることができると指摘。ファイギは「22作目に入り、これまでの作品とは意図的に異なる作品が(新たに)20本予定されています」と話した。また、アイガーとファイギは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督と協力し、そのスピンオフを作る可能性も示唆したという。



女性ヒーローチーム映画誕生をかきたてる写真


そんな話が出ると、何が出るのだろうと楽しみになるがファンだ。Marvel Studios Newsは「マイティ・ソー バトルロイヤル」原案、「マイティ・ソー ダーク・ワールド」制作総指揮などのクレイグ・カイルがVanity Fairから様々な写真が出た後にツイートした写真に注目している。カイルが娘のために撮ったその写真は豪華であった。

Marvel Studios Newsはこの豪華な写真は女性キャラクター集結映画の求める需要を高めるはずだといい、ファイギの言うフェイズ4以降の20作品に入っていると期待を膨らませている。




(左より)ガモーラ役ゾーイ・サルダナ、ヴァルキリー役テッサ・トンプソン、キャプテン・マーベル役ブリー・ラーソン、ブラック・ウィドウ役スカーレット・ヨハンソン、オコイエ役ダナイ・グリラ、ネビュラ役カレン・ギラン、ワスプ役エヴァンジェリン・リリー、マンティス役ポム・クレメンティーフが映っている。

マーベル女性キャラクター集結映画に関してはヴァルキリー役のテッサ・トンプソンとファイギが10月にニューヨークで行われた「マイティ・ソー バトルロイヤル」のプレスカンファレンスで可能性を話している。トンプソンが女性キャラクターを集めたマーベル映画を作るようファイギに直談判した事が、そのプレスカンファレンスで語られた。内容はIGNが紹介している

「先日、同じようにマーベルで働く女性2人と共に(ケヴィンの元に)向かい、『女性のスーパーヒーローたちを主人公にした映画を作るのはどうですか?』と相談しました。『いっそのこと全員登場させてしまおう』と」

この出来事についてファイギは、「マーベルの女性ヒーローたちに目を向けさせられる素晴らしい瞬間でした」と振り返っている。「『どうだ?』と聞く女性ヒーローたちの姿が(目に浮かぶようだったので)、私は『よいでしょう』と答えました」

会場にいたThe Playlistのレポーターは、このコメントがキャストの笑いを誘った一方で、「ファイギの表情は真剣そのものだった」と伝えている。

今後、計画されている20作品に女性キャラクター集結映画が含まれているのか楽しみな所だ。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は2018年4月27日に日本公開、マーベル映画では現在「マイティ・ソー バトルロイヤル」が公開中、2018年3月1日には「ブラックパンサー」が日本公開







Source: Super Hero Hype, IGN(1)(2), Marvel Studios News