「ジャスティス・リーグ」明かされる舞台裏のドラマ、公開延期は可能だった、トップがワーナーを去る前にボーナスが欲しかったとインサイダー









「ジャスティス・リーグ」明かされる舞台裏のドラマ、公開延期は可能だった


これまで色々と舞台裏で起きたニュースや噂が報じられてきた「ジャスティス・リーグ」。The Wrapが複数のインサイダーによる情報を元にその舞台裏で起きた出来事を伝えた。

プロジェクトの完了を喜んだのはわずかな人で、あるインサイダーは交代する幹部やディレクターに支持された箇所を集め完成した「ジャスティス・リーグ」を「フランケンシュタイン」と呼ぶ。数人は映画が急いで作られたのはスーパーマンの顔を見れば一目瞭然であると言い、公開延期にしなかったのは間違いだとThe Wrapへ語った。

記事によると公開延期にならなかったのはAT&Tのタイムワーナー買収が関係する。タイムワーナーはワーナーブラザースの親会社。買収発表時には2017年末までの買収を目指すと報じられた。

ある幹部はThe Wrapに対し、ワーナー・ブラザースのCEOケビン・ツジハラと社長であるトビー・エメリックはAT&Tとの合併前に自分達のボーナスを守りたかったと語る。合併後、彼らはスタジオにはいないので「ジャスティス・リーグ」が延期されれば、その結果から得るボーナスは翌年に延期となり、ボーナスは貰えないからだと言ったそうだ。しかし、別の詳しい幹部によると、延期という決断が"良い決定"であるなら、幹部たちはボーナスを貰えると話した。

これらの事が正しければ「ジャスティス・リーグ」の公開延期は可能だったと思われる。公開日に関しては、合併までの時間が最大の敵であったのかもしれない。


*AT&Tのタイムワーナー買収。米司法省は11月20日、AT&Tによるタイム・ワーナー買収を阻止するため「合併が実現すれば米消費者に多大な損害を与えるだろう」と提訴、AT&Tは当局から承認を得るための解決策を提供するのに前向きではあるが、CNN売却については法廷で争う姿勢を示したとBloombergは報じている。







Source: The Wrap via Batman News