「ジャスティス・リーグ」でのバットマンのオープニングシーンはジョス・ウェドンによって撮られ、ワーナーがコメディ要素の削除を指示したものと判明








「ジャスティス・リーグ」バットマンのオープニングシーンはジョス・ウェドンによって撮られたものと判明


「ジャスティス・リーグ」バットマンのオープニング・アクション・シーンの泥棒役ホルト・マッキャラニー(「ファイトクラブ」)が再撮影についてMen’s Fitnessに語った。再撮影はザック・スナイダー監督が家族の不幸により降板したため、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン監督が引き継いだ。映画のトーンは「バットマンVSスーパーマン」よりも明るくなるとキャストや関係者が語っていた。

ジョス・ウェドンとの撮影について質問されたマッキャラニーは「私はジョス・ウェドンを愛している。私とバットマンのシーンはもともとはコメディなシーンとして考えられていた。それがジョスの書いたもので、それを撮影しました。素晴らしいのが世に出ると私は思ったが、スタジオが徹底したコメディシーンは間違っていると感じ、そのシーンは少し再編集されました。私はがっかりしてニューヨークへ戻るが、私のお気に入りのシャンパンのボトルがある事に気づいた。それにはジョスからのメモ(手紙)があり"戦いには敗れたが、感謝します、ジョスより"と書かれていた。ジョスが私のために書く時間を割いてくれた。それが私にとってどういった意味なのかを伝えることができません。ジョス・ウェドンは優秀な人です。私はその手紙を額に入れました。」と答えた。

どうやら、再撮影の全てをワーナーは受け入れていないようだ。トーンを明るくするためにひたすらユーモアを求めていたわけではないと推測できる。トーンのバランスも考慮していたようだ。また、ウェドン監督が粋な配慮を行う人だという事もうかがえる。

Batman Newsはこの内容に(あのシーンは)ザック・スナイダーだけが提供できるシーンだと思っていたが、間違っていた。ワーナー・ブラザースはバットマンの素晴らしいアクションシーンをあまりにもコメディなものにしないよう正しい決断を下したと書いている。ザック・スナイダーのスタイルを求めるファンにとっては「ワーナー、グッジョブ」というわけだ。

今回語られたシーンがザック・スナイダーが撮ったように思えるかどうかは公開中の劇場にて確認して欲しい。映画を見てあなたが「ここザックだよな」と感じられるシーンは、もしかしたらウェドン監督が上手く引き継いだ箇所かもしれない。






Source: Men’s Fitness via Batman News