「ジャスティス・リーグ」ザック版を求める活動、署名人数の偽装が発覚、署名をしていない評論家へ感謝のメール届く&ザック版が出ない3つの理由
「ジャスティス・リーグ」ザック版を求める活動、署名数に偽装の疑いあり
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・「ジャスティス・リーグ」ザック版を求める活動を「デッドプール」の生みの親ロブ・ライフェルドが支持、署名は14万人を越える
降板したザック・スナイダー監督のディレクターズカット(ザック版)をBlu-ray、デジタル配信版といった家庭用で求めるキャンペーン。署名人数が偽装しているとBatman Newsが報じた。
ジェイク・ギレンホールが次のバットマン役と伝えた映画評論家のジョン・キャンピーの元に、このキャンペーンへの署名を感謝するメールが届いた事をキャンピー自身がツイート。しかし、キャンピー自身は署名をしていないと言っている。また、他の何人かに連絡をとった所、同様の事があったキャンピーは言っている。この事から誰かが偽装して署名数を増している事がわかった。
Turns out a lot of those "signatures" on the Zack Snyder Justice League cut petition could be fake. Talked to a few people who got notified they signed it, when they never did, and today I got thanked for signing it, when I never did. Are people this desperate? pic.twitter.com/JYYyQhKmVp— John Campea (@johncampea) 2017年11月27日
Batman Newsはザック・ファンが署名数を増やすためにやった可能性があるように思えると考えを書き、驚いたが、こういった偽装があった事には驚かないと記している。また、偽装を伝える記事の中で"ザック版が出ない3つの理由"を説明している。
ザック版が出ない3つの理由
1.ワーナー・ブラザースはザック・スナイダーのカットに満足できなかったので、ジョス・ウェドンを再撮影の脚本家に雇った。ソースとしてThe Wall Street Journal情報を紹介。
2.完成に近いザック・スナイダーによるカットは存在しない。「ジャスティス・リーグ」のようなブロックバスター級の映画は公開数週間前まで特殊効果の作業がある。
3.ワーナーは巨額の製作費で「ジャスティス・リーグ」を制作(WSJ情報では3億ドル)。この映画はDC映画シリーズで最も製作費が大きいが、興収は振るっていない。ワーナーは既に大金を失っているので、更に資金を投じ別バージョンを制作するとは思えない。
Batman Newsは署名キャンペーンが始まった時期からザック版は出ないと言い、「ジャスティス・リーグ」に関しては劇場公開版は楽しいが、この映画シリーズでは一番良くない映画だという姿勢をとっている。
ザック版の見込みがないとわかっていても、「見たい」という気持ちが後押しし、署名をした人もいると思う。純粋に署名をした人も多いだろう。そんな人達を嫌な気分にさせるニュースであった。今後も偽装関連ニュースが報じられるかもしれないが、現在署名数は15万人に向かっている。
「ジャスティス・リーグ」は先週より日本で公開を開始し、首位でデビューした事が報じられた。
中には偽装して、複数の署名をしている人もいるだろう。しかし、有名人、Youtuber、ブロガー等のメルアドを勝手に使った場合、ネタにされるとは思わなかったのだろうか?またザック・ファンではなく、アンチがそうなるとわかって偽装した可能性もある。「誰だ、誰だ、誰だーーーー」と感じたので、ガッチャマンのOP/EDを聞きながら書いた。
Source: Batman News