メタスコアが85の「ブレードランナー2049」、ジャレッド・レト出演の前日譚「2036:ネクサス・ドーン」日本版公開








「2036:ネクサス・ドーン」日本版公開


メディア向け試写会で賞賛の声が続出した「ブレードランナー2049」。ロッテントマトの支持率はまだ出ていないがMetacriticでのメタスコア(レビューの平均点)が出始めた。記事を書き始めた際は84であったがこれを書いている間に23件の平均は85となった。もうすぐロッテントマトの支持率も出るだろう。

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日本では3作品作られた前日譚の1つが新たに公開。今回公開されたのはジャレッド・レトが演じる科学者ウォレスの前日譚「2036:ネクサス・ドーン」。先日公開された前日譚「ブレードランナー ブラックアウト 2022」より14年後の物語、デッカードが恋人の女性レプリカントと共に姿を消してから17年後の世界。「2036:ネクサス・ドーン」の監督は前作の監督であるリドリー・スコットの息子、ルーク・スコット。

Eiga.comによるとウォレスは以前レプリカントを製造していたタイレル社を買い取って新型レプリカントの製造を始めた人物で、22年の世界規模の停電により、起きた食糧難を解決するエコシステムを開発し、人類の救世主となった人物。今回の前日譚では「レプリカント禁止法」の廃止を目論む様子が描かれる。

22年に起こった世界規模の停電で、財政や市場は世界的に停止、食物の供給は切迫。世の大半がその原因をレプリカントだと非難したことから、ついにはレプリカントの製造を禁止する法令が出された。

映像中では、ウォレスが禁止法に反して製造した新型レプリカント「ネクサス 9」について説明する姿が描かれる。旧シリーズに登場したレプリカントと異なり、新型は“顧客の要望に応じた寿命を持つ”、“反抗することも逃亡することもない”、“ただ従うだけ”という新たな性能を有していることが明かされる。






「ブレードランナー 2049」は2017年10月27日に日本公開












「ブレードランナー 2049」ストーリー
2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。
人間と見分けのつかない《レプリカント》が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。
危険な《レプリカント》を取り締まる捜査官は《ブレードランナー》と呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた―。
LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッガード(H・フォード)だった。
いったい彼は何を知ってしまったのか?デッガードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―
人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ(「プリズナーズ」)、前作の監督であるリドリー・スコットは製作総指揮で参加

キャスト:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、ロビン・ライト、マッケンジー・デイヴィス、カーラ・ジュリ、レニー・ジェームズ、デビッド・バウティスタ、エドワード・ジェームズ・オルモス、ジャレッド・レト





Source: Metacritic, Eiga.com