ウィレム・デフォー、「ジャスティス・リーグ」「アクアマン」のヴァルコについて説明、原作との違いや撮影について語る










ウィレム・デフォー、ヴァルコや撮影について説明


DCコミックス原作映画シリーズのDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)であり、ジェームズ・ワン監督作品の「アクアマン」に出演するウィレム・デフォーはScreen Crushに対して彼の演じるでヴァルコが映画版ではどういったキャラクターなのか、どういった撮影を行っているのかを説明した。

デフォーのヴェルコの姿はまだ映像では確認されていないが、デフォーが言うには11月公開の「ジャスティス・リーグ」へはカメオ出演。しかし「アクアマンでは重要なキャラクターだ。」と話す。DCEU版ヴァルコについては「コミック版と全く似ていないと思う。彼の役割は少し違う。彼はアドバイザーであるが、またアクアマンのメンターでもある。」と原作とは似ていないと説明した。

ヴァルコのシーンについては「水中シーンが大半。」と言い、その撮影について説明。「撮影はどちらかというと*Dry-for-Wet(ドライ・フォー・ウェット)で、水の感じを出す効果がある。水中では撮っていないが、ハーネスとワイヤーを使っています。」と単に水中にいるふりをしているしているのではなく、ワイヤーとCG処理で動きのある水中表現を行っていると語る。「動いているので、本当に美しいはずだ。」と話した。

デフォーの説明は10日程前にジェームズ・ワン監督がThe Hollywood Reporter(THR)に話した内容に似ている。ワン監督はこの映画を可能な限りCGIの使用を避け、役者で撮りたいとしており、THRに対して「アクアマン」の撮影は複雑なものであり、時間がかかり、時間への挑戦だという説明をした。





*Dry-for-Wet(ドライ・フォー・ウェット)

ドライ・フォー・ウェットを調べてみた所、合っているかわからないがそれらしき説明映像が出てきた。映像は水中を進む潜水艇を紹介したもので、背景を撮り、そこにCGで作られた潜水艇を配置、背景に併せ潜水艇を動かすといった映像。水中や水の揺らぎ、光の表現はデジタル処理で表現するといった手法を説明している。



参考にした動画




こちらはライトやパウダーを使用したアナログの表現、曲が気に入ったので紹介





この映像を参考にするとDCEUで現在ある映像で説明するなら「ジャスティス・リーグ」。ワン監督の撮影方法がそのやり方と全く同じ方法かはわからないが、幸いなことにザック・スナイダー監督が参考になる写真と映像を公開している。こちらは上記の説明とは違い、人以外がデジタル加工された映像。写真と映像を見比べると髪の毛などもデジタル処理で再現されているのがわかる。THRにてワン監督も水中での髪の毛や服の動きといった表現について触れている。デフォーの説明とよくに似た内容であるが、気になる人はじっくりと読んで見てはどうだろう。(リンクは下にSourceに記載)





最新の「ジャスティス・リーグ」のトレーラーにもそれらしき映像はある(02:48~)。その1つ前のトレーラーに登場するメラも同じ撮り方かもしれない(01:45~)。「アクアマン」の映像は現在コミコンのプレゼンテーションで発表された映像のみ。これは参加者への映像であってネットでは公開されていない。

「アクアマン」は2018年12月21日全米公開。11月23日に日本公開の「ジャスティス・リーグ」にはアクアマンやメラ、ヴァルコが登場する。「アクアマン」撮影現場の様子はこちら






Source: Screen Crush via Batman News, The Hollywood Reporter

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