「ワンダーウーマン」、ワーナー・ブラザースがオスカー獲得キャンペーンを計画








「ワンダーウーマン」のアカデミー賞受賞へのキャンペーンを計画


ワーナー・ブラザースは「ワンダーウーマン」のオスカー獲得へ向け、キャンペーンを計画しているとVarietyによって報じられ、日本ではIGNが伝えている。

記事によるとワーナー・ブラザースは作品賞と監督賞へのノミネートを目指しているとの事。もし「ワンダーウーマン」が作品賞にノミネートされれば、コミック原作映画で史上初のノミネート作品になる。作品賞と監督賞へのノミネートはクリストファー・ノーランの名作「ダークナイト」でさえ、成し遂げられなかった。

ワーナー・ブラザースはこの他にもノーラン監督の最新作「ダンケルク」にも力を注いでいるそうだ。この報道に関してワーナー・ブラザースからはコメントは出ていない。

IGNより抜粋
Varietyによれば、DCコミックス映画に関するキャンペーン始動に向け、スタジオでは内部会議が開かれたという。「ワンダーウーマン」が賞を受賞すれば、コミック原作の映画として史上初のアカデミー作品賞候補の実現という期待も込められている。また、パティ・ジェンキンスの監督賞受賞も、ワーナー・ブラザースは目指しているという。

ワーナー・ブラザースからの公式なコメントは未だないものの、人気再燃に向けてスタジオは今秋、再度「ワンダーウーマン」を公開する予定だとも報じられている。記事によれば、アカデミー会場で「ワンダーウーマン」が上映された際、会場からは大きな反応があったという。

Batman Newsはこのニュースに「ダークナイト」や「ダークナイト ライジング」でもワーナーはキャンペーンを行ったが成功しなかった。果たして「ワンダーウーマン」は成功するのかと期待を寄せる言葉で記事を締めくくっている。

アカデミー賞のノミネート発表は年を明けてから。「ワンダーウーマン」の日本公開は8月23日。人気レビューサイトのロッテントマトで92%の高支持。女性監督作品での世界興収歴代第1位達成。北米で今夏第1位の興行収入であり、2017年公開作品で北米での興収は現在第2位。



「ワンダーウーマン」は女性監督による女性が主人公の映画なので「審査をする人がジェンダーの公平さについてどう考えているのかが、ノミネートに影響するかも。」と思いました。







Source: Variety via Batman News, IGN, Wikipedia