007シリーズ新作「Bond 25」、ダニエル・クレイグ続投と3人の監督候補の報








「Bond 25」、ダニエル・クレイグ続投と3人の監督候補の報


2019年11月8日全米公開を発表したばかりの007シリーズ新作「Bond 25」。公開日発表後に2つのニュースが流れた。共に正式発表ではないが1つはダニエル・クレイグ続投のニュース。もう1つは3人の監督候補のニュース。

クレイグ続投はThe New York Timesが報じた。情報源はプロダクションに近い2人の人物との事。

監督候補のニュースは2か所から報じられた。Varietyによると「ベルファスト71」のヤン・ドマンジュ監督。Deadlineは「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と「最後の追跡」デヴィッド・マッケンジー監督もまた候補であると伝えている。日本ではIGNCinema Todayがこの報を伝えた。その2社から興味のある内容は以下。

IGN
3人の監督はすでにジェームズ・ボンド25作目に関してミーティング済みだという。

ドマンジュはマシュー・マコノヒー主演の映画「White Boy Rick」のプロダクションを終えたばかり。一方、「ブレードランナー2049」を手がけるヴィルヌーヴは「デューン/砂の惑星」のリブートを監督することも決定しており、2019年11月8日の公開を予定している「007」最新作も担当するとなれば、スケジュールの問題が発生する可能性がある。

Varietyによれば、ワーナー・ブラザースが現在、25作目の配給権獲得に一番近づいているという。


Cinema Today
『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』のエドガー・ライトなどもうわさになったが、もし彼らが監督することになれば、脚本も彼らのテイストで書き直されることが予測される。しかし、『007/カジノ・ロワイヤル』から『007 スペクター』までのダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド全作を執筆してきたニール・パーヴィスとロバート・ウェイドの脚本を却下するわけもなく、現実的に無理だと思われる。


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現在わかっているのは脚本が「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」のニール・パーヴィスとロバート・ウェイド。プロデューサーは制作会社イオン・プロダクションのバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソン。

11億ドルのシリーズ史上最高の興収「007 スカイフォール」、続く第2位で世界興収が8億8000万ドルであった「007 スペクター」のサム・メンデス監督は新作を監督しない事を明言している。メンデス監督によるとボンド役の決定権はプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリにあるとの事だ。


「Bond 25」2019年11月8日全米公開


James Bond to return in 2019








Source: super Hero Hype (1), (2), IGN, Cinema Today, Box Office Mojo