「ジャスティス・リーグ」作曲家、ジャンキー・XLから「バットマン」「アベンジャーズ2」のダニー・エルフマンに








「ジャスティス・リーグ」作曲家にダニー・エルフマン

2017年11月公開「ジャスティス・リーグ」の作曲家がダニー・エルフマンになった事が伝えられた。これまでこの映画の作曲家はジャンキー・XL。ジャンキー・XLはザック・スナイダー作品では「バットマンVSスーパーマン」「300」、その他の作品では「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「デッドプール」で作曲を担当した。「ジャスティス・リーグ」のトレーラーではジャンキーXLとゲイリー・クラーク・ジュニアがコラボした"Come Together"が使われている。

新たに報じられたダニー・エルフマンが携わった作品は数多くあり、DCコミックス作品ではティム・バートン作品の「バットマン」「バットマン・リターンズ 」や1990年代のTVシリーズ「The Flash」やTVアニメシリーズ「バットマン」のテーマ曲等を手掛けている。DCコミックスファンには馴染みのある作曲家だ。

マーベル作品にも参加しておりサム・ライミ作品「スパイダーマン」「スパイダーマン2」やこの映画の監督を引き継いだジョス・ウェドン作品「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」へも途中から参加している。

降板したジャンキーXLよりコメントが出ており、ジャンキーXLは現在アリシア・ヴィキャンデル主演のリブート版「トゥームレイダー」の作曲に取り掛かっているそうだ。

「僕のメンターであるハンス・ジマー(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』や『ダークナイト』シリーズなど)によると、プロジェクトを他の人に取って代わられるまではハリウッドで作曲家として成功したとはいえないと。だから僕はついに今週、一人前になれたのだと思う」とコメント。「このプロジェクトを去らなくてはいけないのはつらいけど、ザック(・スナイダー)が彼のビジョンの一部を成すよう、僕に声を掛けてくれてすごく感謝している。ダニー(・エルフマン)、ジョス(・ウェドン)、ワーナー・ブラザースのみんなに幸あれ」と続けている。(Cinema Today)



脚本家変更についてBatman Newsはジョス・ウェドン監督と関係しているのかもしれない、シネマトゥデイは監督が代わったために作曲家も代わることになったようだと書いている。ジョス・ウェドン監督の作業については「監督作業は最小限。ザックが決めたテンプレート、スタイル、トーンに従ったものとなる」とワーナー・ブラザースのプレジデントであるトビー・エメリック氏より伝えられている。

UPDATE
THR情報を伝えるEiga.comによるとウェドン監督がエルフマンを指名したとの事だ。






「ジャスティス・リーグ」は2017年11月23日に日本公開。






Source: The Hollywood Reporter via Batman News & Super Hero Hype, Cinema TodayWikipedia, Eiga.com