マーベル・スタジオ社長、スピンオフとの関係やスパイダーマンの今後を語る

続報：「ヴェノムがMCU」という問題に決着！「スピンオフは独立している」とプロデューサー

現時点でのスパイダーマンについて

MCUとソニーが進めるスパイダーマン・スピンオフ映画シリーズのユニバースの繋がりは無関係とされていたが、「スパイダーマン：ホームカミング」とスピンオフ映画シリーズのプロデューサーであるエイミー・パスカルが繋がりがある事を語った発言から、スピンオフ映画シリーズもMCUと報じられる。

このエイミー・パスカル発言の少し前にマーベル・スタジオ社長でMCU全体を指揮するケヴィン・ファイギは「今の所、ヴェノムはMCUではなく、ソニーのプロジェクト」と答えている。2人の発言の食い違いがファンを混乱させる原因となっている。

そんな中、Jobloの「今後、ソニーのマーベル・キャラクターがMCUへ登場する可能性はあるのか？」という問いに対してケヴィン・ファイギはスパイダーマンだけと答え、MCUでの「スパイダーマン」作品についてを語った。

ファイギは「現時点ではスパイディ（スパイダーマンの愛称）はMCUにいる。スパイディだけです。」と話し、スパイダーマン以外のスピンオフ映画がMCUではないと話す。そして「ホームカミングの続編は2019年に公開されるアベンジャーズ4の次に公開される最初のMCU作品*で我々はちょうど今その計画を固め始めたんだよ。」とこれからを説明した。（*現在の予定では「アベンジャーズ4（タイトル未定）」でフェイズ3が終了。フェイズ4の第1弾が「ホームカミング」続編となっている。）

改めてスピンオフ映画はMCUではないと強調。しかし「現時点では」というのは重要。今後変化があるかもしれない。「ホームカミング続編の計画を固め始めた」という発言も興味深い。「ホームカミング」の全米公開は7月7日、続編は2019年7月5日全米公開。

今後のスパイダーマン

マーベル・スタジオとソニーが協力して製作するスパイダーマンは「シビルウォー／キャプテン・アメリカ」から始まり、「スパイダーマン：ホームカミング」「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ4」「ホームカミング」続編の5作品となっている。続けてファイギはマーベル・スタジオが関与するスパイダーマンの今後についてを説明する。

「シビル・ウォーでホームカミングを紹介したやり方になると思います。」と「ホームカミング」続編は「アベンジャーズ4」と繋がりがあると語る。続けて「それらが彼を新たなシネマティック・ユニバースへと出発させる事になるでしょう。我々マーベル・スタジオが焦点を当てているのはこれら5作品です。」とファイギはMCUでのスパイダーマンは5作品であると話した。

「シビルウォー」方式で「アベンジャーズ4」と「ホームカミング」続編が繋がるとわかった事は大きな情報だ。「シビル・ウォー」でのスパイダーマンは単なる次回作紹介ではない。深くストーリーに関わっていた。この発言は「アベンジャーズ4」の劇中で「ホームカミング」続編に関係する事が描かれるのだろうと期待させてくれる。

今回のケヴィン・ファイギのコメントはマーベル・スタジオ側からの公式発表と受け取っていいはず。今後変更がない限り、マーベル・スタジオとソニーとの協力はこれまで伝えられていた通り「ホームカミング」続編まで、スパイダーマンのスピンオフ映画はMCUではないとの事。

「ホームカミング」続編以降、MCUとスパイダーマンの関係どうなるのかわからないが、まだまだ希望はある。The Hollywood Reporterはスパイダーマン関連の実写映画化権を持つソニーがスパイダーマンを演じるトム・ホランドにスピンオフ映画やマーベル・スタジオ作品にも登場して欲しいと考えていると伝えている。


MCU最新作「スパイダーマン：ホームカミング」は2017年8月11日に日本公開。昨日はキャスト一覧が発表された。

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*元の内容より一部修正・削除



マーベル・スタジオ側の考えがわかって良かったです。これでエイミー・パスカル発言による混乱が納まればいい。また何かしらこの事についてパスカルからメッセージがあるのだろうか？








Source: Joblo via Heroic Hollywoood & Comic Book