フランス実写版「シティーハンター」、日本版ではモッコリギャグが一部モザイク的な処理に






フランス実写映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(原題:Nicky Larson et le parfum de Cupidon)」。Eiga.comがモッコリギャグについて、一部が日本ではそのまま映せず、モザイク的な処理がなされているが、ファンをにやりとさせる仕掛けがほどこされていると伝えている。モザイクに関しては今年2月に原作者の北条司が同サイトに「日本ではモザイクが入るんでしょうかね」と語っている。

また、ギャグの要素が非常に多かった。それもフランス的で、『ここまで見せるの!?』というような……。そのあたりは、日本の女性がどう受け取るか、わからないですけど(笑)。お色気ではないんですが、向こうはPGの概念がないので、モザイクとかもない。日本だとモザイクが入るんでしょうかね」

この他にもEiga.comはがフランス最大の映画サイト「allocine(アロシネ)」のレビューを紹介しており、6992人が評価をつけ5点満点で平均4.1点、1354ものレビューが寄せられているとの事。原作ファンと思われる人物は「ラショー監督は原作の本物のファンだと、映画全体から感じました。彼は北条司の作品と本質を全て理解し尊重しています」と書き、「漫画ファンではない大衆に向けても門戸を開きました。ブラボー! メルシー!!」。評価は4点の年配の女性と思われる人物は「娘はアニメ版のことを思い出し、孫には発見となり、私は味わいました。こんなに皆で笑える作品は珍しいです」と満足げ、といったポジティブな感想が紹介されている。

ネガティブな感想も紹介されており4.5点をつけた人でもモッコリギャグに対して、「子連れでは行かないかな」と書いており、0.5点をつけた人物は「最初から最後までセクシャルなユーモア全開で慎ましさがない。1、2回だったら面白いけど」と苦言を呈しているとの事。だが、こう言われると興味が湧くという人もいるはずだ。

「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」は今週11月29日より公開。冴羽獠の声を山寺宏一、槇村香の声を沢城みゆきが担当、アニメ版の冴羽獠&槇村香役の神谷明と伊倉一恵はスペシャルゲストとして参加。


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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション/懐かしの“次回予告”風の特別予告


『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』本予告


Source: Eiga.com(1),(2)